マスクとタスク

• 12月のセール用バナー作成。
• どの分野のセールかとセール期間は各自で決める。
• 『最大50％オフ』の文言とセール期間を記載する。

• 2歳ぐらいまでの子どもを持つ30代夫婦、またその両親。
• 経済的にそこそこ安定しており、質のいいものを好む。
• 子どもへはプラスチックのおもちゃよりも手作りの木のおもちゃを買いたいタイプ。
• 誕生日や季節のイベントは派手にはしないが、ささやかに楽しむ。
• SNSヘビーユーザーではないがたまに投稿するし何が流行っているかは気にしている。

やわらかく落ち着いた印象を与えるため、ベースカラーにクリーム色を、他の配色も淡い色を採用した。
安っぽくならないようにあえて要素のジャンプ率は控えめにし、代わりに手描き風吹き出しで要素を目立たせ、ぬくもりと親しみやすさを表現した。
また、クリスマスアイテムのイラストを背景に散りばめ、クリスマスに向けてのワクワク感を演出した。
さらに、ハッシュタグ『＃ベビークリスマス』をつけて赤ちゃんとのクリスマスの思い出をSNSでシェアしてもらい、みんなで楽しもうというメッセージを込めた。
ジャンプ先の本サイトでは、それらの投稿を誰でも見ることができる前提としており、それにより当サイトでの商品購買意欲を高めることを目的としている。

癒されたかったので分野をペットか赤ちゃんかで迷い、赤ちゃんの方でビビッときた素材写真を見つけたので素材写真から入った。
ラフはすぐできたが、物足りなさすぎずうるさくなりすぎない、ちょうどいいほっこり感とかわいらしさで仕上げるのに試行錯誤した。

• 緑豊かな立地にある高級マンションのバナー
• ターゲットは経済的に余裕のある共働き夫婦、もしくは定年退職した悠々自適な夫婦
• 下記情報を記載する。
  名称：グランドワーズみずの坂
  販売価格：３LDK(90.45m2)4,780万円より
  建物規模：全邸南向き
  売主：株式会社ワーズ

• 早期退職した夫と専業主婦の妻の60代前半夫婦。
• 経済的には豊かだがそれをひけらかさない上品さを持つ。
• 夫の趣味はギターとレコード収集(ブラジル音楽が好き)、妻の趣味はサルサダンスと観葉植物、共通で旅行と映画鑑賞。
• 子ども2人は既婚で孫が3人おり、遠くない場所に住んでいる。
• 保護施設から引き取った猫2匹と暮らしている。

「上質なゆとり」というコンセプトを最初に設定し全体の構想を始めた。
日中の緑の豊かさや明るさと夜の落ち着き2種類のゆとりを伝えたく、配布された素材の中からこの2枚の写真を選んだ。写真に黒の透過を乗せることによって写真の面積を減らすことなくキャッチコピーを強調した。
植物や猫のための日当たりを重要視するターゲットに向け、「全邸南向き」を透過の白丸と他とは違う色の文字でアピール。
「みずの坂」駅を治安が良い高級住宅街の最寄りのブランド駅という前提で駅名のジャンプ率を他情報より高くしている。普段は車移動だが旅行など電車移動の際も荷物を持って無理なく歩ける時間を強調。

配布された素材からの写真選びと加工に苦労した。また、3つの中でも文字の情報量が多いため限られたスペースにどう配置するかを悩んだ。
高級感を感じさせるデザインに悩み中、休み時間に食べていた明治の『チョコレート効果カカオ72%』のパッケージからデザインのアイデアを得た。

• WASパソコンマルチメディアスクールのバナー。
• デザイナーになりたい人にクリックしてもらえるバナー。
• このバナーをクリックしたらデザイナーの道が開けるかも。と、思えるキャッチコピーを考える。

• 仕事に直結するこれといった技術や能力を持たず、手に職をつけたいと思っている20代～30代
• 今までデザインに携わってこなかったが、「デザイン」というワードになんとなく憧れを持っている。
• CMやポスター、フライヤーでグッとくるデザインがあると見入ってしまう。

現在の「なんだかな～な人生」から学校を経て「デザインに携わる新しい人生」になるという意味で、希望が持てるようなキャッチコピーを初めに設定した。
一般的なバナーのほとんどはスルーされていると感じるため、あえてバナーというよりもポスター的なデザインにして情報量をそぎ落とし、まずは「なんだろう？」と思わせ、目に留めてもらうことを意識した。大々的なキャッチコピーとビビッドな配色を採用することで、クリックした先のページにも楽しいことがありそう、というワクワク感を演出した。
当初、キャッチコピーは水平に配置していたが、斜めにすることでさらに遊び心を感じさせることを意識した。また、学校名も印象づけるため、学校ロゴにも「ゼロからプロへ」という新たな企業キャッチコピーを設定した。

3つの中で一番最初に『文字を真ん中にドーンと配置』というラフデザインのアイデアが浮かんだ。シンプルなので手抜き感が出ないよう、細部の文字間隔にこだわった。3つの中で一番お気に入りかつ自分らしいデザイン。