課題制作① 結婚相談所企業ブランディング

 

概要

背景  現在、日本の独身男女は約2000万人、この内結婚相談所の登録会員は全体の3.3%ほどしかなく、ビジネスとして大きな市場と見込まれている。
 しかしながら地元大手相談所の倒産や個人相談所の廃業も相次いでいる。こうした背景にはネットやSNSを駆使したサービスの提供や出会いアプリが幅を利かせた過当競争に陥っていることがあげられる。
制作内容 愛ビリーブのイメージアップにつながるアイデア、企画の考案
制作環境 Illustrator CS5、Photoshop CS5
制作期間 2019年2月18日から2019年2月25日まで

提案その1:バナー制作

提案内容  初動のコストがかからず、汎用性があるバナーを提案。
 ヒアリングからキャッチコピーを盛り込んだものを制作した。
キャッチコピー  「入試は予備校、就活はキャリアセンターを使うのに、婚活で専門職に頼ろうとする人がいない」「出来レース交際で不安をなくしたい」という話があったため、これを強く打ち出すコピーを作成した。
配色
  • 左側 C:58.3% M:41.97% Y:0% K:0%
  • 右側 C:16.15% M:5.51% Y:0% K:0%
  • 文字 C:58.3% M:41.97% Y:0% K:70%
 婚活のイメージ(主にピンク系の配色が多い)から離れるため、背景は愛ビリーブのウェブサイトの配色を使用した。
 文字は読みやすいよう、Kを70%足し、アピアランスで袋文字とした。
画像  ロゴは愛ビリーブのウェブサイトのものを使用した。
 背景の画像は右記のものを使用した。試験問題を作成し、「婚活」を強めにアピールするよりも、予備校などを連想するよう、また、婚活の現場で起こりがちな問題とした。

バナー本体

バナー

 

背景画像

背景画像

提案その2:イベント企画

情報収集  イベント案としてオタク婚活をさらに先鋭化させた「TRPG婚活」を提案した。
情報収集   婚活イベントの種類は数多く、愛知県で開催される2~3月の婚活イベントだけでも4,821件(「愛知県 オミカレ」による)。
 内容も千差万別で、共通の趣味から出会いを作る「趣味コン」でも「動物園」「科学館」「旅好き」「オタク趣味」など、「ないジャンルはほとんどない」という状況。
 ただし、「オタク趣味」については媒体(アニメ、漫画、ゲーム、コスプレなどなど)やジャンル(男性向け、女性向けなどなど)が違えば別の趣味で、そこまでの細分化はできていなかった(大きく「アニメ全般」など)。
 既にオタク向けグッズ販売店の「とらのあな」がオタク婚活に特化した「とら婚」を事業化しており、「趣味と結婚を両立させたい」「他人に話しにくい趣味で仲良くなりたい」という需要を捉え、2017年2月から2019年2月で100人を成婚させている。
コンセプト立案   ジャンルの細分化がある種どこまでも行えるオタク婚活においては、先鋭化させればとら婚でもカバーしきれていないジャンルがあることに着目した。
 とら婚が未着手のジャンルの中でも、比較的年齢層が婚活する世代(20~30代女性、30~40代男性)が多く、必ず口頭でのコミュニケーションが発生するTRPGを題材に、開催概要を作成した。
プレゼンテーション  下記PDFを用いて行った。
 1枚目は「趣味コン」の調査結果とオタク趣味についての特徴及び先行事例としての「とら婚」について。また、「とら婚」が捉えている需要と、先鋭化させることで需要はあるが供給がないポイントを付けないか説明した。
 2枚目はTRPGについての説明と、開催概要を説明した。

プレゼン資料

プレゼン資料

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