第1課題はブランディングがテーマ。ブランディング自体の提案は好きな分野ですが、苦手なことにも挑むべく、シンボルデザインの制作を実施。
完全に個性的かつメッセージ性の強いイメージを作り出すため、世間の人にあまり詳しく知られていないモノをコンセプトモチーフに使用することにこだわりました。
C65% Y55%を選定。
優しさ・さわやかを併せ持ち、ユニセックスな印象を与える色として選定しています。
占星術に用いられる「黄道十二宮」より「魚座」をコンセプトモチーフとして選定。
占星術に登場する12の星座(サイン)は、正確にはそれぞれ「〇〇宮」という名称があり、魚座は双魚宮と呼ばれます。 2匹の魚の尾がリボンで結ばれた姿で表現され、 これは事業を夫婦で支えあっているクライアントの姿に重ねられます。また、魚座(双魚宮)は「I believe」のキーワードを持ち、これは事業所名とリンクしています。
魚座(双魚宮)は大いなる海や魂のつながりを表し、献身性、無償の愛なども象徴。また、冬から春への移り変わりを表す星座でもあり、人生の冬を抜け出し春に向かわせる存在である結婚相談所の役割にも合致します。
めったに使用されることがないマイナーなモチーフを採用することで、他社との競合を避けることができる上に、モチーフの持つ意味がクライアントと非常によくシンクロしていることから、これをモチーフとして選定しデザインしました。
活用例の一つとして名刺を作成しました。左が表面のイメージ、右が裏面のイメージです。
上部にロゴマークを大きく配置し、珍しいビジュアルのインパクトを強調しています。
また、コンセプトカラーを大胆に配置することで、受け取る方に一瞬でブランドイメージを刷り込む意図があります。
活用例としてもうひとつ、ウェブサイトの簡易イメージを作成しました。
名刺と同様、コンセプトカラーをしっかりと配置することを心がけています。これにより、ブランドイメージの素早い刷り込みを狙っています。
このサンプルは、コンテンツ精査や導線設計の見直しは実施しておりません。あくまでもイメージの参考としてお出ししたものです。
現在、日本の独身男女の数は約2000万人、このうち結婚相談所の登録会員は全体の3.3%ほどしかなく、ビジネスとして大きな市場と見込まれています。
しかしながら地元大手相談所の倒産や個人相談所の廃業も相次いでいます。こうした背景にはネットやSNSを駆使したサービスの提供や出会いアプリが幅を利かせた過当競争に陥っていることがあげられます。
そんな中、愛ビリーブ様は従来の「人と人とのかかわり」を大切にした仲人型お世話のスタイルを大切にしていらっしゃいます。
独自の個性を出しつつ、企業のイメージアップにつながる提案・アイディアの考案を行いました。
ビジュアルイメージブランディング
目的 | 企業アイデンティティの確立およびその表現の洗練・強化 認知向上・イメージ記憶の強化 |
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コンセプト | 「大いなる愛を信じる」力と姿勢の斬新かつ洗練された表現 |
メインターゲット | 20~30代の男女 婚活のみならず”恋活”を活性化させたいというクライアントの意図を反映 |
シンボル | オリジナリティのあるシンボル |
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活用想定 | 名刺・パンフレット等の紙媒体およびメイン集客媒体であるウェブサイトに反映できるように連動性を考慮 |
配色 | 「結婚相談所=ピンク」のイメージが多いため、イメージによる差別化のためにあえて寒色系または無彩色を配置。クリアかつフレッシュな印象を目指す。 |
全33時間
調査・企画 | 10時間 |
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制作 | 23時間 |
OS | Windows 10 Home (64bit) / Windows 7 Home Premium(64bit) |
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アプリケーション | Adobe Illustrator & Photoshop (CC / CS5) |
その他 | なし |