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1.表面デザイン「見ていない(見えない)」をどうやったら自分ごとにしてもらえるか。 そこに一番頭をつかった。 |
2.めくる「動作」もデザイン“動作”を取り入れ体験してもらうことで、すこしでも見てもらえる ことを目的にした。 |
3.中面デザイン中面は、森さんの「個性」を出すことで、障がい者も普通の人ということにアプローチした。 |
作品タイトル | そこにいる。のに、そこにいない。 |
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課題内容 | 自身も障碍者である森美親さんを通じ、身体障碍者への理解を深め介助者になるためのハードルを下げるためのポスターをつくる。 |
作品サイズ | A4カラーポスター片面または両面 |
コンセプト | 街中では、他者に意識が向かず見えているが見えていない状況があることに気づいた。それは社会の中の障碍者の人の位置づけと同じだと感じ、「見えているのに、見ることができない」ことに、まずは気づいてもらうことを表紙で表現した。 中面では、森さんの個性にアプローチすることで、「障碍者も普通の人」ということを表現した。 |
制作時間 | 20時間 |
感想 |
森さんという個人を知る前に、障がいが邪魔になっているなあと。突然森さんという人物にアプローチしても、興味を持ってもらえないと感じた。 そこで、まずはこのポスター自体に興味をもってもらえるように仕掛けが必要と考えた。 森さんがインタビューの際に言っていた、「車いす(の人)は、町中でいても気づいてもらえない」という言葉が印象的で、それをどうにか表現できないかと思ったときに、トレーシングペーパーを使うことを思いついた。 ページをめくることを「試してみる」「行動してみる」、動作を含んだポスターであればその先の森さん自身にたどり着いてもらえるのではないか。 とにかく必要なのは、障がい者の人たちにどうやったら興味を持ってもらえるか。ここにはまだまだやることが山積しているなと感じた課題でした。 |